この仕事をしていると、いわゆる「SEOに取り憑かれてしまった人」からご依頼をいただくことがあります。
大抵は、「1ページ目の上位に検索ヒットさえすればすべてが上手くいく」と信じ切っている人です。
そういう人に限って、そもそもコンテンツが不十分であったり、それ以前にサービスそのものに軸がなくてブレブレだったりしていて、「うまくいかない原因はあきらかにそこでしょう」だったりするのですが、そこに目を向けずしていったいSEOでどうなるというのでしょうか?
魅力的なアトラクションのない寂れた遊園地でも、入り口さえ拡張をすれば、足を運んでくれたお客さんは満足すると思いますか?
それと同じことです。
ちょっと考えればわかるはずなのですが、自分以外に理由を求めるあまり、そうは見えていないようです。
傍から見れば滑稽ですが、当のご本人にすれば深刻な問題なので笑えません。
こんなとき大事な大事なお客さまには、「まずはそこを考えないでやってみましょうか」とお伝えします。
それは「SEOはテクニックであるという、その思考から離れてみませんか?」という意味です。
この言葉の意味が分からないうちは、どんなにネットで情報を漁っても、きっと無駄骨に終わります。
なぜならば、SEOとは、読者・訪問者のことを第一に考えてウェブサイトやコンテンツを作ることでしかないからです。
それができた結果が、検索順位に反映しているだけです。
ここまでお伝えしても「そうじゃない」と仰る方のご依頼は、残念ですがお受けできません。
まずはこのブログでも読んでから、出直してみてください。
https://www.bijyoshi.com/%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%81%AEseo/